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 「お帰り」――。お盆の帰省ラッシュが10日、ピークを迎え、熊本市西区のJR熊本駅では、大きな荷物を抱えて里帰りした子連れの家族や、改札前で大きく手を振って出迎える親族らで朝からにぎわった。

 九州新幹線はこの日、時折遅れも出る混雑ぶり。熊本市東区の男性(70)は大阪市に住んでいる娘一家を出迎えた。「家では妻が冷たい飲み物を用意して孫たちの帰りを待っている。お盆はいっぺんに9人も家族が増えて楽しみです」

 6歳、4歳の子を連れて改札を抜けた兵庫県姫路市の会社員浜田貴史さん(31)は上天草市へ帰るという。妻裕貴さん(32)は「家では子どもたちがおいしくないと言って刺し身を食べてくれません。天草の新鮮なお魚を思いっきり食べてもらいたい」

 JR九州によると、この日の下り新幹線は指定席の予約が100%近くまで埋まり、自由席も混み合った。混雑は11日も続く見込み。Uターンラッシュは16日がピークといい、13日あたりから増え始めるという。(矢鳴秀樹)