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 夏休み中の子どもたちに医療現場に興味をもってもらおうと、水戸市双葉台3丁目の水戸済生会総合病院で10日、体験ツアーがあった。参加した小中学生は専門の技師らの説明を受けながら、普段は入ることのない検査室やリハビリ室を見学した。

 ツアーには、小学6年から中学3年まで48人が参加。放射線技師によるX線機器などの紹介や薬局見学のほか、リハビリ科では理学療法士の指導の下、実際に松葉杖や車いすを使ってリハビリを体験した。城里町立石塚小6年、坪井瑞樹さん(11)は「知らない器具がたくさんあって、色々体験できておもしろい。医療に少し興味がわいた」と話していた。

 地域の医師不足を解消するため、将来、医療の仕事を目指してもらう子どもを増やすのが狙いで、水戸市など県央地域の9市町村が主催した。水戸市によると、人口10万人あたりの医師の数は水戸、笠間、茨城の3市町では全国平均を上回っているが、その他の6市町村では大幅に下回っている(2016年12月31日現在)という。(益田暢子)