[PR]

 520人が犠牲となった日航機の墜落事故から34年がたった12日夜、現場の御巣鷹(おすたか)の尾根(群馬県上野村)のふもとにある「慰霊の園」で追悼式典があった。

 式典では、黒沢八郎村長が「ご遺族のみなさまは心を寄せ合い、支え合いながら歩まれてきた。その姿に多くの人が感銘を受け、勇気を得るとともに、安全への誓いを心に刻んだ。事故の戒めを末代まで伝えていくとともに、世界に向けて空の安全を発信する使命を深く胸におさめる」とあいさつした。犠牲者の数と同じ520本のロウソクに灯がともる中、墜落した時間と同じ午後6時56分に遺族らが黙禱(もくとう)を捧げた。

 この日は早朝から遺族らが御巣鷹の尾根に慰霊登山をした。日本航空によると、80家族の計276人が参加したという。