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 災害時の避難所での生活を体験しようと、名古屋市東区の名古屋中学校・高校で10、11の両日、避難所体験学習が行われた。同校や名古屋市立工芸高校(東区)の生徒有志ら65人が参加し、災害時でもおいしく食べられる非常食レシピや東海地方の過去の地震被害について学んだ。

 2012年から毎年企画。参加した生徒らは、校舎の中庭にれんがを積んで手製のかまどを作った。缶詰めの焼き鳥と生米、トマトジュースとミックスビーンズをそれぞれポリ袋に入れて湯煎し、即席の「とり飯」や「トマトスープ」などを「調理」。生徒らは「普通においしいね」などと話しながら食べていた。

 過去の災害についての学習では、江戸時代の安政地震をテーマに古地図や古文書などから東海地方で起きた被害やその原因を学んだ。

 名古屋高校の中野清多郎君(2年)は「避難所生活を体験することで、本番で自分がどう動いたらいいかわかる」と話した。(古庄暢)