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 どの選手に聞いてみても、理想の監督の条件として筆頭に挙がるのが、「自分を使ってくれる監督」。続いて「自分を成長させてくれる監督」、「自分の長所を引き出してくれる監督」などが加わる。浮き沈みの激しい選手キャリアのなかで、いかなる監督と巡り合うかは非常に重要な要素であるし、出番がないまま時間を浪費するわけにもいかない。不動のレギュラーも、たったひとつのミスをきっかけにベンチ外になってしまうこともある。極めてデリケートなのがプロスポーツの世界だ。

 今季の大分トリニータは夏の移籍市場で選手が例年になく動いた。出番や新たな可能性を求めチームを去った者もいれば、加入した者もいる。在籍期間は1年半程度だったが、相手の背後を狙う動きと決定力の高さで、サポーターに数々の歓喜をもたらした背番号10が神戸に電撃移籍した。前半戦の躍進の立役者となった藤本憲明だ。

 移籍をよく思わないファンが「裏切られた」という気持ちを抱くのは、心理として理解できる。ただ、選手もそれを踏まえた上で、自分のサッカー人生を考慮し、「眠れなくなるほど悩んだ」(藤本)末の結論である。また、そこには移籍金の発生の有無に関わらずクラブ間の交渉があり、いわば移籍ルールに則した問題なき行為なのだ。

 藤本は、ここ数試合は相手の厳…

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