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 プロ野球日本ハムのドラフト1位新人、吉田輝星投手(18)=秋田・金足農高=が、14日のロッテ戦(東京ドーム)に先発登板することが決まった。プロ3度目の登板で、1軍の公式戦でパ・リーグ相手に投げるのは初めてだ。栗山監督が12日のソフトバンク戦の試合前に起用を明言した。

 吉田輝は今季2試合に先発し、1勝1敗。6月12日にあった交流戦の広島戦(札幌ドーム)で5回1失点におさえ、プロ初登板勝利を飾った。だが、同23日の中日戦(ナゴヤドーム)では3回5失点で初黒星を喫した。その後、軽い腰の張りを訴えて6月末に1軍登録を抹消され、2軍で調整を続けていた。

 これまで2度の1軍登板はいずれも、セ・リーグが相手。パ・リーグのチームとは初対戦となる。11日時点で日本ハムは3位タイにつけ、首位ソフトバンクとは5・5ゲーム差。チームは勝負の8月に負けが先行している。栗山監督は「(吉田輝の)状態は上がっている。こういうチーム状況も含め若い力が必要」と、新人右腕に起爆剤としての活躍を期待した。

 吉田輝は、昨夏の第100回全国高校野球選手権記念大会で、金足農を秋田勢103年ぶりの準優勝に導いた。プロ3度目の先発が甲子園シーズン真っただ中の時期と重なる。栗山監督は「去年の夏の感じでいってくれるだろう。思い出すだろう、あの熱い夏を」と話した。(甲斐弘史)