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 指導者によるパワーハラスメントの疑いがあるとして、JリーグがJ1湘南を調査することが12日、わかった。曺貴裁(チョウキジェ)監督(50)やコーチをはじめ、クラブの幹部から近く事情を聴く予定。湘南は13日、調査終了までの間、曺監督がチームを離れ、高橋健二コーチ(49)が監督を代行することを決めた。

 今年4月、日本サッカー協会が設置している「暴力等根絶相談窓口」に匿名による通報があり、Jリーグが調査への準備を進めていた。関係者によると、通報は、同監督や一部のコーチがスタッフや選手に対して暴言や高圧的な態度を繰り返している、という内容。昨季限りで湘南から移籍していった選手の中には、シーズン途中で一時的に練習に出てこられなくなった選手が複数おり、いずれも「オーバートレーニング症候群」と診断されていたことも、関係者が認めている。

 湘南の水谷尚人社長は12日、「Jリーグと連絡を取って、事実関係の確認を進め、対応していきたい」と話した。

 曺監督は2012年に湘南の監督に就任して8年目。この間、チームをJ1昇格に3回導き、昨年にはルヴァンカップ初優勝を果たした。