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 台風10号の接近を受け、和歌山地方気象台が13日に会見を開いた。台風は県付近には、15日に最接近する見込み。県南部では、2011年9月の紀伊半島大水害に匹敵する大雨になる可能性もあり、気象台は注意を呼びかけている。

 気象台によると、県南部では台風周辺の温かく湿った空気が入り込む影響で、16日にかけて激しい雨が降る見込み。県北部でも、台風が接近する15日昼前から16日にかけて大雨になる可能性があり、県内全域で大雨や土砂災害が発生する可能性がある。また台風の接近が満潮時に近いため、沿岸部では高潮のおそれもある。

 加えて、県南部の一部地域では台風による総雨量が1千ミリを超す可能性がある。気象台によると、県内で総雨量が1千ミリを超すという予想は、紀伊半島大水害を引き起こした台風12号以来といい、厳重な警戒と早めの避難を求めている。(藤野隆晃)