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 法務省出入国在留管理庁(入管)の収容施設で外国人らが、長期収容や人権侵害に抗議して行ったハンガーストライキ(ハンスト)の後に仮放免され、2週間後に再び収容されている問題で、入管への出頭期日を前にしたイラン人男性が仮放免の延長を求めて9日、裁判を起こした。トルコ国籍のクルド人男性も同様の提訴を予定しており、2人は13日、東京都内で記者会見を開いた。

 仮放免の延長を求め、東京地裁に提訴したのは、1991年に来日し在留資格を失って2009年から断続的に約4年間収容されていたサファリ・ヘイダルさん(50)。東日本入国管理センター(茨城県牛久市)で、長期収容に抗議するハンストを6月7日から始めた。1カ月後の7月9日に倒れて救急搬送され、2週間の仮放免を告げられた。

 体重は15キロ以上減り、何度か血を吐くこともあったという。31日に仮放免され、病院では「十二指腸潰瘍(かいよう)の疑い」「逆流性食道炎」「不安神経症」などと診断された。仮放免期限の今月14日には再収容される可能性が高く、提訴に踏み切ったという。「どうしてこんなに長く閉じ込められたのか分からない。在留をお願いする立場なので裁判はいやだが、入管の収容は本当にひどく、思いやりがない」と日本語で話した。

 生活基盤は日本にしかなく、帰…

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