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 佐賀県多久市南多久町の牟田辺遺跡にあった前方後円墳の発掘調査で、獅子の顔を施した「獅噛(しがみ)(獣面(じゅうめん))文帯(もんおび)金具」一式が見つかった。一式全てがそろって出土したのは国内初という。市郷土資料館で9月1日まで展示している。入場無料(月曜休館)。

 同館によると、金具は帯につける飾りで、ベルトのバックルにあたる部分なども含めて計約20点が見つかった。金具は縦横約27ミリ、金銅製で、獅子または獣の顔があった。出土した場所は石室の奥、埋葬された人物の近くだった。

 金具は国内では5カ所で見つかっているが、今回は一式が見つかったため、「金具の全容を知ることができる全国初の事例」としている。

 金具は韓国で複数出土しており、朝鮮半島からもたらされたと考えられるという。このほか青銅製の馬具も見つかった。

 金具が出土した前方後円墳は小…

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