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 医師不足のため山形県立河北病院(河北町)の小児科、眼科、皮膚科の3科が9月から休診の可能性がある問題で、森谷俊雄町長が13日、県内の医師配置を検討する蔵王協議会の嘉山孝正会長(山形大学医学部参与)に、町民で作る「県立河北病院を支援する会」として、休診回避を求める緊急要請書を出した。

 森谷町長から要請書を受け取った嘉山会長は「医師が辞めようとするのを止めることはできない。(人員補充についてなら)県が配置の要請を出せば前向きに動きたい」と答えた。

 森谷町長はその後、県を訪ね、同様の要請書を出した。大沢賢史・県病院事業管理者は「退職について、山大側からは人事の都合などで引きあげるとの説明だった。山大側にはあくまで引きあげを撤回してほしいと要請している」という。

 森谷町長は「町民からは住民が取り残されているという声もある。双方に、不安に思う地域の声を理解していただければと思う」と話した。(青山絵美)