[PR]

 読めば見えてくる世界の姿。朝日新聞デジタルで2019年上半期によく読まれた国際ニュース、5本の記事を紹介します。

偉人の抱える闇

 ニューヨークの公園から1体の銅像が撤去されました。「現代産婦人科の父」と呼ばれる名医ですが、黒人女性を実験台にしていたことが明らかになったからです。差別意識は今も根強く残っています。一方で、当時の価値観に照らすとさほど特殊な行為ではなく、医学や科学が多くの人命の犠牲の上に進歩してきたのも事実。あなたはどう考えますか。

「七輪」とタトゥーしたら…

 大の親日家として知られる米国の人気歌手、アリアナ・グランデさん。新曲にちなんで手のひらに漢字のタトゥーを入れたところ、「変だ」と批判や疑問の声が殺到し、自身のサイトから日本語が書かれたグッズを取り下げる騒ぎに。やりとりの舞台となったネットのあり方にも一石を投じています。

治安最悪の国、どう取材

 「北斗の拳」の世界。政情不安で食料や物資の不足が深刻なベネズエラに入った記者は、治安の悪化を象徴する光景を目撃し、そう形容しました。人々が恐れる集団とは。警察官も一人では入れないと言われるスラムにどう入ったのか。取材の裏側を聞きました。

天安門事件の未発表写真

 発生から30年たって、初めて日の目を見ました。広場を埋め尽くす学生、協力する市民、軍による鎮圧と激しい反発。中国人カメラマンが命がけで撮影した写真です。中国政府は今も「反革命暴乱」との評価を変えませんが、「写真を通じて多くの人に真相を知ってもらい、考えてほしい」と朝日新聞に託しました。

正男氏暗殺、操られた女性

 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の兄、金正男(キムジョンナム)氏が、マレーシアで殺害された事件。実行犯となったのは、ベトナムの農村に生まれ、アイドルを夢見ていた女性でした。なぜ犯行に至ったのか。現地取材で浮かび上がったのは、「ミスターY」を名乗る男の存在でした。

(今さら聞けない世界)