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(14日、高校野球 関東一6―5熊本工)

 熊本工がこの日も終盤に執念を見せた。4点を追う七回、1死二、三塁で打席に立ったのは、1回戦の延長十二回にサヨナラ本塁打を放った山口。「つなぐだけだった」と三塁手を強襲する適時打。2人の走者が生還し、球場が歓声に包まれた。

 選手権は21回目の出場だが、今大会が6年ぶり。選手たちは伝統校の重圧をはねのけ、「声を出して楽しんだ」と口をそろえた。九回は1点差まで迫ったが、及ばず。山口は「甲子園の歓声が力になった。あっという間だったけど本当に来られてよかったです」。

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 ●田島監督(熊) 「失点はミスが絡んだ。4失策がすべてだった。相手の走塁で見えない重圧を感じたのかな。七回の反撃では意地を見せてくれた」

 ●林(熊) 今大会初登板も5回5失点。「キレが落ちたところを狙われた。エースらしい投球はできなかったけど、追いあげてくれた仲間に感謝」

 ●村上(熊) 六回から好救援。「代わった回は三者凡退で抑え、相手の流れを止められた。1点差負けなので、七回の失点が悔しい」