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 1959年8月26日に発売されたイギリスの大衆車「ミニ」。現存するなかで世界最古とされるモデルが東京都墨田区のミニ専門店「ミニマルヤマ」にある。59年春に工場での量産に先駆けて、テストのために手作業で作られたうちの1台で、車体番号は「102」。

 最初に作られた「101」はクラッシュテストに使われ現存しない。2台目に作られた「102」は「量産モデルの原型」として、市販はされずにミニの設計者アレック・イシゴニス氏が所有。その後、友人に譲られオープンカーに改造された。

 貴重な車だが、同社の創業者・丸山和夫さん(71)には、それほど思い入れはないようだ。「ミニクーパーを復活させた日本人」としても知られる丸山さんだが、「ミニはビジネス」と言い切る。世界的に有名な自動車コレクターとしての顔も持つが、個人で所有する車は「大好きな車だけ」。最古のミニは会社の名義という。

 「(ローバーから)もらったの。欲しくて買った車じゃない」

24、25日に生誕60年を祝うイベント

 今月24、25日には富士スピードウェイで生誕60周年を祝うイベントが開かれる。全国の専門店が自慢のミニを持ち寄り、最速のミニを決める「日本一決定戦」などのイベントが開かれる。25日には2千台のミニでコースを埋め尽くすパレードも予定されている。(高橋雄大)

【動画】ミニ生誕60年 イギリスで記念イベント