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 米娯楽・メディア大手のCBSとバイアコムは13日、株式交換方式で合併することで合意したと発表した。2006年に両社が分離して以来の再統合となる。テレビや映画を手がける伝統メディア同士の統合で規模を拡大し、動画配信で急成長する米ネットフリックスなどに対抗する。

 統合後の新会社は「バイアコムCBS」で、年内の統合完了をめざす。視聴者数で全米トップ級の放送ネットワークと、傘下に映画のパラマウント・ピクチャーズやケーブルテレビ「MTV」を抱える巨大メディア企業が誕生する。売上高は280億ドル(約3兆円)を超す見込み。

 通信大手AT&Tによる娯楽・メディア大手タイム・ワーナーの買収や、ウォルト・ディズニーによる21世紀フォックスの事業買収など、米国では通信・メディア業界の垣根を越えた再編が加速。ネットフリックスなどに対抗し、膨大なコンテンツを直接消費者に届ける仕組みづくりを競っている。(ニューヨーク=江渕崇)