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 川遊びが気持ちいい季節。魚捕りを楽しむ親子の姿も目にするが、東京ではちょっと注意が必要だ。都内で「タモ網」を使うと、場合によっては禁じられた「密漁」になってしまうからだ。ほかの自治体にはない厳しい規制という。

 タモ網は持ち手の棒の先に袋状の網がついた漁具。釣りや魚捕りによく使われるが、タモ網を使った川での魚捕りのうち、都内で行うと「密漁」となる恐れがあるのが、「ガサガサ」と呼ばれる捕り方だ。

 ガサガサは、水草の茂み近くの川底に網を構えながら、水草をガサガサと足で揺すって、隠れている魚を追い出す。うまくやると大量の魚を一網打尽にできる。

 だが、このガサガサは、都の内水面漁業調整規則で禁じている「押し網」にあたるという。違反すると、6カ月以下の懲役や10万円以下の罰金といった罰則もある。都水産課は「魚資源の保護のため」と説明するが、実際に摘発された事例は「知っている範囲ではない」(担当者)という。

 他の道府県では、タモ網の大きさや捕っていい魚種、捕る時期についての規制はあるが、ガサガサ自体は禁止されていない。首都圏のある県の担当者は「タモ網で捕れる量は限られる。子どもの川遊びの道具でもあり、規制の必要は特に感じていない」と話す。

 厳しい規制が環境教育の足かせ…

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