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 イタリア北部ジェノバの幹線道路の高架橋「モランディ橋」が崩落して多数の死傷者が出た事故から、14日で1年がたった。地元検察は、この橋を管理する道路管理会社の保守作業に不備があったことが事故原因だとみて、捜査を進めている。同国には老朽化した橋がほかにも多数あり、架け替えや改修などの対策が課題となっている。

 モランディ橋は1967年、当時の最先端技術を使ったコンクリート製の橋として、同国とフランスをつなぐ幹線道路上に完成した。だが昨年8月14日、橋桁が約200メートルにわたって崩れ落ち、通行中の車30台以上が巻き込まれ、43人が犠牲になった。

 検察は、橋が自立できないほど老朽化していたのに対策を怠ったことが事故を招いたとして、道路管理会社の責任者ら70人以上を対象に捜査を進めている。

 実際、橋は海に近い場所にあるため腐食が速く進み、90年代に大規模な修繕工事が行われていた。その後も、橋の近くではコンクリート片の落下事故がたびたび発生。新たな橋の建設計画は財政難で進まず、代わりに約2年前から補修工事が続けられていた。

 一方、地元報道によると、同社側は「保守作業はきちんとしていた」と検察に反論。事故当時の激しい雷雨など「いくつかの望ましくない要因が重なった」ことが原因だったと主張しているという。

 原因の究明が進まない中、現場…

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