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 広島市中区の合人社ウェンディひと・まちプラザでは15日、原爆に関連する作品を通じて平和について考える催しがあり、70人が集まった。

 「8・15原爆・反戦詩を朗読する市民のつどい」で、市民団体「広島文学資料保全の会」などが主催した。18年目の今年は、「にんげんをかえせ」で知られる峠三吉の「原爆詩集」の表紙絵で知られる画家、四國五郎(1924~2014)を取り上げた。その半生を、長男の光さん(63)が当時のスケッチを映し出しながら紹介。四國が挿絵を描いた絵本「おこりじぞう」を、俳優の木内みどりさん(68)が朗読した。

 木内さんは知人の紹介で「おこりじぞう」を読んで感銘を受け、2016年から朗読を続けているという。光さんは「朗読をはじめとして、自分が行動することで人の記憶を更に深めて継承することができる。平和を訴えた父の絵を一緒に見て、感じてほしい」と話した。

 父親と訪れた広島市中区の小学6年、今田直人さん(11)は「おこりじぞうのようなことが起きないように、みんなが思いやりを持つことが大切だと思った」と話していた。(西晃奈)