[PR]

 終戦から74年となった15日、山形県内各地で平和を祈る催しが開かれた。県によると、県内の戦没者数は、日中戦争と太平洋戦争を合わせて3万8898人。出席者たちは戦没者を追悼し、令和になっても戦争が繰り返されることがないよう願った。

 山形市役所前では、戦没者を追悼し平和を祈る千年和鐘の打鐘式があり、市遺族連合会の会員ら約90人が出席した。市民から提供された千羽鶴2束もつるし、佐藤孝弘市長らが正午に鐘をつき、出席者らは祈りを捧げた。

 同連合会常務理事の鈴木惣一郎さん(79)は、1945(昭和20)年3月10日の東京大空襲で被災して山形に疎開。父親は同年7月、南方へ転戦する途上で艦砲射撃に遭い戦死したという。「亡くなった父を思い出して鐘を打ちました。最近は韓国といさかいしているようですが、隣の国同士で仲良くし、戦争のない時代になってほしい。それが一番です」と話した。(上月英興)