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 日本列島に人がどうやって渡ってきたかを解き明かそうと、台湾から沖縄・与那国島への航海を7月に成功させた丸木舟の展示が16日、東京・上野の国立科学博物館で始まった。午前9時の開館早々から、夏休み中の家族連れなどが見学に訪れた。

 丸木舟は杉でできており、長さ約7・5メートル。同館による「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」の一環で、5人の漕(こ)ぎ手が約225キロを約45時間かけて航海した。一緒に使われた櫂(かい)や、杉の伐採に用いた石斧(せきふ)(レプリカ)なども見ることができる。展示は9月8日まで。(米山正寛)