和歌山)いよいよ熊野本宮大社へ 歩く 熊野古道中辺路

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白木琢歩
【動画】歩く@熊野古道中辺路 小広~本宮大社=白木琢歩撮影
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 小広王子(和歌山県田辺市中辺路町)から先は本格的な山道になる。小雨が降ったりやんだりする中、まず草鞋(わらじ)峠(標高592メートル)を越える。本来であればこの先は岩神王子へと続くのだが、2011年の台風12号で被害を受けて以来、いまだ本来の道が復旧していない。

 迂回(うかい)路を通って岩上峠(同671メートル)へ。峠で水分補給をしていると、あっという間に杉木立に霧が立ちこめた。虫よけとしてハッカ油を全身にスプレーしているが、それでもアブがしつこくつきまとう。

 道沿いに蛇形(じゃがた)地蔵のお堂があった。この日のガイド「語り部の会 熊野古道中辺路」副会長の山中恭介さん(73)によると、ぜんそくに効能があるとして、遠方から参拝に来る人がいるという。「古道沿いには他にも子どもの熱とか、腰痛や歯痛に効くという地蔵さんがありますよ」

 周囲に石垣を積んだ住居の跡…

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