大野正美
終戦の日の15日、北海道根室市で開かれた戦没者追悼式で、戦没者遺族代表が、今年5月の国後島へのビザなし交流に参加し、北方四島を戦争で取り戻すことの是非に触れた丸山穂高衆院議員(大阪19区)の発言について、厳しく批判した。特定の政治家の発言を批判するのは極めて異例だ。
批判をしたのは、同市戦没者遺族会会長の菅原秀敏さん(79)。式の最後の謝辞で「戦争体験がなく、その悲惨さを知らない35歳の国会議員の発言には、一家の支柱を戦争で突然失い、きびしい生活を余儀なくされた戦没者遺族の一人として大きな驚きと怒りを禁じ得ません」と述べた。
菅原さんの父親は1944年7月にフィリピンに向けて輸送船で航海中、米潜水艦の攻撃を受けて戦死した。「4人の子どもが残され、母親と悲しむいとまもなく、窮状が過酷を極めた日々を生きた」という。根室市の職員として消防長などを務めつつ、遺族会の活動を続け、70年と89年には同市での全国遺族会青年部による北方領土研修会の開催も手がけた。
謝辞は「終戦から74年の歳月…
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