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 俳優の姿が、舞台にいながらにしてスクリーン上に幾つも現れ、本人と「分身」が一緒に敵と闘ったかと思うと、生身の俳優とCGのキャラクターが息の合った会話を聞かせる……。3年前に「ニコニコ超会議」で始まった、歌舞伎俳優の中村獅童さんと、CGのバーチャルアイドル「初音ミク」が共演する「超歌舞伎」は今年、京都・南座で初の劇場公演を果たしました。立ち上げから関わる松竹の野間一平・執行役員に、異色のコラボ誕生、そしてヒット作に育つまでの秘話を聞きました。

 ――共演は2016年4月の「ニコニコ超会議」が最初ですね。古典芸能と先端技術の融合はなぜ実現したのですか。

 「『ニコニコ超会議』を開催しているドワンゴの横澤大輔専務取締役CCOが、スーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』をご覧になり、『若い人たちが没入できる歌舞伎を〈超会議〉で出来ないか』と提案を頂いたのが、直接の始まりです」

 「お話の中で『初音ミク』の名前が挙がり、『千本桜』という楽曲があるとうかがいました。歌舞伎には『義経千本桜』という古典作品があり、『初音』という名の鼓が登場します。親和性があるね、ということで『超歌舞伎』第1回作品の『今昔饗宴千本桜』の企画が、浮かびました」

 ――最初からCGと生身の俳優さんの共演を考えていたわけではないとか?

 「最初は初音ミクさんの役を女…

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