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 妊婦の血液から胎児のダウン症など染色体の異常を調べる新型出生前診断(NIPT)が、認定外の民間クリニックでも行われ、まれな染色体の異常など日本産科婦人科学会(日産婦)の指針外の検査まで広がっている。検査後の妊婦ケアが不十分なところもあり、不確実な結果に基づく中絶につながる恐れがある。

実施施設「不安持つ妊婦のため」

 NIPTは100%確定できる診断ではないが、採血だけで済むのが特徴。産むかどうかの重い判断を伴うため、日産婦など関連5団体は産婦人科医と小児科医が常勤するなどの条件を満たし、日本医学会が認定する施設で行うと決めた。認定を受けなくても罰則はなく、検査は血液を業者に送るだけで済むため、認定外の施設が2016年から参入。朝日新聞の調べでは今年7月末時点で少なくとも約30カ所あった。費用は15万~20万円程度。多くは美容外科や皮膚科などだった。認定施設での実施数は16年以降減少傾向で、認定外施設に相当数が流れているとみられる。

 「年齢制限なし」「来院は1度だけ」「土日も検査可能」「紹介状不要」「夫婦で来なくてもいい」――。認定外施設のサイトには、こんなうたい文句が並ぶ。一時期、ネットで「新型出生前診断」「NIPT」という単語で検索すると、認定外施設の広告が上位を占めた。

 これらの施設では、指針が認め…

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