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 トランプ米大統領は15日、米国が9月1日に発動する対中追加関税の「第4弾」に対し中国が対抗した場合、「我々は究極の報復措置をとる」と述べ、中国側を強く牽制(けんせい)した。訪問先のニュージャージー州で記者団に語った。

 トランプ氏はまた、米中貿易摩擦が景気後退につながることを懸念しているかと問われると、「懸念していない。貿易戦争が長引けば長引くほど、中国は弱体化し、米国は強化されると思う。中国は何百万もの雇用を失った」と反論した。

 一方、トランプ氏は緊迫する香港情勢を受け、中国の習近平(シーチンピン)国家主席と近く電話会談をする予定であることを明らかにした。トランプ氏は「もし彼(習氏)が望むのであれば、人道的な方法でとてもうまく解決できるだろう」と語った。

 トランプ氏は香港情勢について「私は暴力的な弾圧を見たくない」と懸念を表明。そのうえで「もし習氏が抗議する人々の代表グループと一緒に席に着けば、15分でものごとはうまく運ぶだろう」と指摘し、改めて習氏とデモ参加者との話し合いを求めた。(ワシントン=園田耕司)