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 韓国軍の合同参謀本部によると、北朝鮮は16日朝、朝鮮半島東部の江原道通川付近から、飛翔(ひしょう)体2発を日本海に向けて発射した。米韓合同軍事演習への牽制(けんせい)とみられる。高度や飛行距離などは不明。

 北朝鮮による飛翔体の発射は、7月25日以降、6度目。8月6日までに4回発射された飛翔体について、北朝鮮は「新型戦術誘導弾」や「大口径操縦放射砲」(多連装ロケット砲)とし、10日の発射は「新兵器」と発表した。新兵器について、韓国では新たな戦術地対地弾道ミサイルとの見方も出ている。弾道ミサイルなら、国連安全保障理事会の決議違反になる。(ソウル=鈴木拓也)

首相がコメント

 北朝鮮による16日朝の飛翔(ひしょう)体発射について、安倍晋三首相は同日午前、首相官邸で記者団に「我が国の安全保障に影響を与えるようなものではないことは確認されている。十分な警戒態勢の下、米国などとも連携し、国民の安全を守るために万全を期す」と述べた。

 防衛省によると、「我が国の領域や排他的経済水域(EEZ)への弾道ミサイルの飛来は確認されていない」という。