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 長崎市の沖合で密漁をしたとして暴力団組長らが逮捕された事件で、同市の繁華街にある無料案内所に、冷凍された魚の切り身など主に加工された魚介類約200キロが保存されていたことが、捜査関係者への取材でわかった。長崎県警は組長らが長期間にわたって営利目的の密漁をしていたとみている。

 県警は、漁業法違反(無許可潜水器漁業)などの容疑で逮捕した同市金屋町の暴力団組長、坂上明弘容疑者(51)らとの関わりを調べている。無料案内所は同市船大工町にあり、密漁した魚介類をここで加工したり冷凍保存したりしていたとみている。

 県警は14日、坂上容疑者を同容疑などで再逮捕した。7月23日、長崎市野母町の沖合などで、空気ボンベなどを使いオオモンハタやタイなど計10匹を密漁し、同市大黒町の居酒屋に持ち込んだ疑いがある。県警は認否を明らかにしていない。