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 ジーンズ29本の中に約2キロ(1億2千万円相当)の覚醒剤を隠して密輸したとして、大阪府警は、指定暴力団東組系2次団体の組長、李雄二容疑者(55)=堺市堺区=を覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)の疑いで逮捕・送検したと16日発表した。

 薬物対策課によると、李容疑者は今年3月、自称自営業の酒向優太被告(31)=同法違反罪で起訴=らと共謀し、約2キロの覚醒剤を直径約1センチ、長さ約1メートルの細長いポリ袋29個に小分けして、ジーンズのウエスト部分の裏側に開けた穴にベルトのように通して隠す手口で、カナダ発の航空貨物で成田空港に密輸した疑いがある。

 ジーンズは成田空港から関西空港に運ばれ、大阪税関関西空港税関支署の職員がエックス線で覚醒剤を見つけた。通報を受けた大阪府警は別の粉にすり替えて配送する泳がせ捜査で、交友関係などから李容疑者らの関与が浮かんだという。