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 宝塚歌劇団専科の轟(とどろき)悠が、キューバ革命の立役者ゲバラになりきった。大阪・梅田のシアター・ドラマシティで上演された月組公演「チェ・ゲバラ」は、革命家ゲバラの生き様を凝縮した骨太な作品に仕上がった。作・演出は原田諒。

 1幕はゲバラらがキューバ革命を成し遂げるまで、2幕は盟友のカストロ(風間柚乃〈ゆの〉)とたもとを分かったゲバラが、ボリビアのゲリラ戦で政府軍に捕まり、銃殺されるまでを描く。当時のニュース映像も巧みに使い、ゲバラの闘いが、決して遠くない時代であったことを感じさせる。

 山場の一つは、有名な国連総会での演説シーン。舞台上には、シンプルな演台に立つゲバラただ一人。ピンスポットを受け、聴衆に語りかけ、歌い上げる。その目に宿る力強さは本物だ。

 随所にちりばめられるゲバラの…

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