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 震源域が南海トラフ東部から駿河湾周辺の駿河トラフにまで及ぶ大地震が西暦400年ごろに起きていた可能性があることが、静岡大学の北村晃寿教授と磐田南高校地学部などの合同グループの研究で明らかになった。この震源域での大地震の発生間隔を知る新たな資料で、対策を検討する上の重要な発見だという。

 高校生らは静岡大学が2017年から行っている高校生対象の科学者養成スクールの一環で研究に参加。北村教授らは18年1月に静岡市清水区の沿岸部で掘削を行い、地層や堆積(たいせき)物を分析していた。その結果堆積環境が、干潮時でも海面下の「潮下帯」から満潮時にも水没しない「海浜」へと急激に隆起していることが判明した。

 さらに地層境界の葉の化石を調査。隆起が西暦398年から428年の間に起きたことを突き止めた。同時代に世界規模での隆起は起きていないことや、西暦400年ごろに奈良県の赤土山古墳で地滑りが発生していることなどを考慮し、震源域が南海トラフ東部から駿河トラフに及ぶ大地震が400年前後に発生した可能性があると示した。

 北村教授によると、これまで確…

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