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 茨城県守谷市の常磐道で今月10日、あおり運転をした後に車を停止させ、運転していた男性を殴ってけがを負わせたとして、茨城県警は16日、傷害の疑いで住居、職業ともに不詳の宮崎文夫容疑者(43)の逮捕状を取り、全国に指名手配した。

 捜査関係者によると、宮崎容疑者は10日午前6時15分ごろ、守谷市大柏の常磐道上り線の守谷サービスエリア付近で、追い越し車線を走っていた会社員男性(24)=茨城県阿見町=の乗用車を後方からあおった。その後、前に割り込んで走行車線に無理やり停車させた上で車を降り、「降りてこいや。殺すぞ」などと怒鳴りつけ、運転席の窓から右拳で男性の顔面を5回ほど殴って顔面や手に打撲などのけがを負わせた疑いが持たれている。

 男性は現場で110番通報し、11日に被害届を提出。県警がドライブレコーダーの記録を入手し、傷害と道路交通法違反(車間距離不保持など)容疑で捜査していた。宮崎容疑者が乗っていた車は、神奈川県内のディーラーから代車として貸し出されたもので、県警は15日、ディーラーから車を押収していた。

 また、7月23日午前、静岡県と愛知県でも、あおり運転や前方への割り込み後に急ブレーキをかけるなどの被害に遭ったとして、110番通報があった。両県警がドライブレコーダーの記録などを調べた結果、宮崎容疑者が乗っていた代車のナンバーと一致。茨城、静岡、愛知の3県警が連携して捜査している。