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 16日の米ニューヨーク株式市場は、米長期金利の下げ止まりを受けて投資家心理が改善し、大企業で構成するダウ工業株平均が大きく続伸した。前日比306・62ドル(1・20%)高い2万5886・01ドルで取引を終えた。

 米中通商摩擦による景気後退懸念が市場にくすぶる中、米長期金利の指標となる10年物米国債の利回りが、わずかながら上昇に転じた(国債価格は下落)。中国やドイツが景気刺激策を検討中だと伝わるなどし、過度な警戒感がいったん和らいだ。金利上昇で利ざやが増える金融株が大きく買われた。

 ハイテク株が多いナスダック市場の総合指数も大きく上昇し、前日比129・37ポイント(1・67%)高い7895・99で終えた。(ニューヨーク=江渕崇)