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 40年前(1979年)の第61回全国高校野球選手権大会3回戦で箕島(和歌山)と延長18回の激闘を繰り広げた星稜(石川)の当時のユニホームが17日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)内にある甲子園歴史館に寄贈された。左肩に「金沢経済大」と入った当時のデザインで、同校のマネジャーだった谷村誠一郎さん(57)=石川県立ろう学校教頭=が母校の応援で球場を訪れた際に持ち込んだ。

 歴史館内には「史上最高の名勝負」として箕島―星稜のコーナーがあり、当時の選手が使ったバットやグラブなどが展示されている。「素晴らしいコーナーですが、星稜のユニホームが、左肩に『稲置学園』と入っている現在のデザインなのが気になっていた」と谷村さんは言う。古いデザインはほとんど残っておらず、卒業時に山下智茂監督(74)=当時=がくれたユニホームを展示してもらいたいと思ったという。

 歴史館は「貴重なものを預けてもらった。大会後から飾りたい」としている。

 試合があったのは40年前の8月16日。星稜は今年も16日に智弁和歌山と3回戦を戦う予定だったが、台風の影響で1日延期になった。谷村さんは「40年前は負けたので16日は縁起が悪い。1日延びてよかった」と母校を応援した。