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 厚生労働省の人口動態統計で長年死亡率が高い糖尿病などの対策として、徳島県はアプリを使った新たな健康づくりや、徳島大学と連携した健康寿命を延ばすための学習プログラムを始める。(佐藤祐生)

来年度のスタート目指す

 スマホのアプリを使った事業は、野菜を食べることや、運動や健康診断の受診の習慣をつけてもらうのが狙い。県健康づくり課によると、歩数などに応じてたまるポイントを集めると、県産野菜などの県産品や県内の店で使えるクーポンと交換できる仕組みを計画。ポイントは健康診断や健康づくりのイベントに参加した場合にもたまるようにする。また、商店街や観光施設などと共同でイベントを開き、地域の活性化にもつなげるという。

 来年度のスタートを目指しており、同課の担当者は「お得な仕掛けで、働き盛りで健康に目が向きにくい世代にも健康を意識し始めるきっかけにしてもらえれば」と話している。

糖尿病や認知症の予防 講義

 今年度から徳島大学との連携で開設するのは健康寿命を延ばすための学習プログラム「とくしま健康寿命からだカレッジ」。10月~来年3月の毎週火曜日午後1~4時半、徳島大の教授らが糖尿病の予防・改善や認知症の予防・サポート、健康的な食生活などについて、講義と実習指導をする。カレッジ校長の田中俊夫教授(健康科学)は「これだけきちんとした学習機会はなかなかない。ぜひ多くの方にご応募頂けたら」と話している。

 募集は、各市町村に申し込む地域推薦枠(受講料1万5千円)と、大学側に申し込む一般枠(同3万円)を合わせて50人。地域推薦枠は受講後、各市町村の健康づくり事業に携わってもらうことが前提。一般枠は8月28日締め切り、応募者多数の場合は抽選。申込書や募集要項はカレッジのサイト(http://www.cue.tokushima-u.ac.jp/karada-c/別ウインドウで開きます)からダウンロードできる。問い合わせは徳島大の人と地域共創センター(088・656・7276)へ。