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 台風10号の大雨による増水で、岐阜市の長良川の係留場所から流されたまま行方不明になっていた、鵜飼(うか)いの観覧船「紅雲丸」が17日、約80キロ下流の三重県桑名市の伊勢湾海上で見つかった。

 名古屋海上保安部によると、17日午前11時ごろ、付近を通りかかった高速船の乗組員から「伊勢湾で無人の小型船が半分沈んだ状態で漂流している」と、通報があった。同保安部で、沈みかかった木造船に紅雲丸の船名が記されているのを確認したという。

 長良川では、16日の増水で約20人乗りの観覧船4隻が流され、ほか3隻は間もなく下流などで見つかったが、紅雲丸だけ行方がわからなくなっていた。

 船は名古屋港に一時保管後、所有者の岐阜市鵜飼(うかい)観覧船事務所に引き渡される予定という。