[PR]

 星稜中学野球部のユニホームを着て応援する女子高校生がスタンドにいた。

 京都外大西高の嶌村悠(はるか)さん(3年)。小学校から野球を始め、「やるなら強いところで」と星稜中に入学した。3年間、選手として唯一の女子部員。試合に出たい思いが募り、女子硬式野球部がある京都外大西へ進んだ。試合でプレーすると、「独特の緊張感があった」という。

 星稜中でチームメートだった東海林航介君(同)らの姿を見に来た。「昔とプレーのレベルは全然違う。でも、三振の取られかたとか、変わってないな」。懐かしそうに見つめた。嶌村さんが応援に来ていたことを知った東海林君は、「絶対優勝する。あと2試合、声をからして応援してほしい」。

 先月、野球部を引退した嶌村さん。卒業後は大学で教員免許をとりたいという。そして、「星稜高校に女子野球部を作りたい」。それが今の目標だ。(三井新)