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 長野市の住宅街にある神社の境内で、小型の猛きん類チゴハヤブサが元気な姿を見せている。この夏に生まれたとみられる幼鳥3羽と親鳥。日本には夏鳥として東南アジアや中国からやってくる。繁殖と子育てを済ませると、冬に向け、南へ渡っていくという。

 18日早朝、全日写連長野支部の青山益登さん(64)が様子を撮影した。約50メートル離れた場所に望遠レンズを据えて待つと、巣の近くの木に3羽が姿を見せ、時折やってくる親鳥からエサをもらう。日差しが強くなってくると、木陰に移動して羽を休めていたという。

 日本野鳥の会長野支部の小林富夫さん(76)によると、二十数年前に支部のメンバーが初めて繁殖を確認して以降、長野市など北信地域の複数箇所でつがいを確認しているという。すくすくと育つ幼鳥の様子に「南に渡っていくのも、そう遠くないのでは」と話している。