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(18日、高校野球 履正社7-3関東一)

 全4試合で2桁安打、計34得点の打線ばかりが目立つが、履正社の試合運びのベースには堅守がある。

 一回、先発のエース清水がいきなり3ランを浴びた。次打者の打球も投手を強襲したが、体に当たった打球を2年生二塁手の池田が反応よく処理。関東一は俊足の走者が多かったが、「いつも通りのプレーで、取れるアウトを確実に取ることで流れがつくれた」。

 五回には中堅手の桃谷が大飛球をジャンプして好捕。「履正社の基本は守備。プラス打撃です」と胸を張った。外野手は各打者の打球方向、風の強さなどを考え、自分たちで陣形を決めている。この場面、桃谷は深めに守っていた。逆転したのはその直後だ。

 日頃の練習では守備練習から入り、岡田監督が約4秒に1本の速射砲のノックで鍛え上げる。強打の裏で、今大会の失策は1回戦の1個だけ。3試合連続でEマークを点灯させず、初の4強に名乗りを上げた。(伊藤雅哉