[PR]

 アフガニスタンの反政府勢力タリバーンの指導者に対する暗殺未遂事件が、隣国のパキスタン西部で起きていたことが治安当局の調べで分かった。この指導者はアフガニスタンに駐留部隊を置く米国と和平協議を進めており、これを阻止したいタリバーンの和平反対派が関与した疑いがあるという。タリバーン内の意見の対立が激化すれば、合意間近とされる和平協議に影響が出る可能性がある。

 事件はパキスタン西部クエッタ郊外のイスラム教礼拝所(モスク)で、16日に起きた。狙われたのは、タリバーン指導者のハイバトゥラ・アクンザダ幹部。複数の治安当局者によると、同幹部の近親者が最前列で金曜礼拝のお祈りの言葉を読み上げていた際、台座が爆発。現場からは仕掛け爆弾の部品が付いた台座の残骸が見つかった。アクンザダ幹部の近親者ら7人が死亡したが、本人は後列にいて難を逃れたという。

 また一部の地元メディアは、タリバーンが事件後、爆弾の設置に関与した疑いでモスクの警備員1人を拘束したと報じた。

 アクンザダ幹部の所在先が表面…

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら