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 「屋上から街を元気に」と始めた静岡発・生産者直送のバーベキュー専門店が、全国展開を進めている。屋上の遊休地や既存の飲食店の一角などを活用し、セルフサービスにするなど初期投資を抑えたビジネスモデル。運営会社の山崎繁幸社長(39)は「農家の思いを伝え、街を活性化したい」と話す。

 静岡市清水区のエスパルスドリームプラザのレストラン「はとばキッチン」で、テラスに肉の香ばしい香りが漂う。このほどオープンした「静岡バーベキューテラス」のレセプションパーティーだ。

 グリルで焼かれるスペアリブやステーキ、パプリカなどの食材はほぼ県産。予約が入ると、生産者は運営会社とフランチャイズ契約を結ぶ「はとばキッチン」に食材を送り、同店で保管。客には各食材の調理法に加え、生産者や食材を紹介する紙も提供する。テラスには調理台やグリルがあり、客がセルフサービスで焼いて楽しむ。

 完全予約制で、予約があった時だけ「はとばキッチン」のテラスが使われる。「静岡バーベキューテラス」を運営するリンクアグリゲーションの山崎社長は「飲食店のような、キャンプ場のような形態。遊休地を持っている人と生産者が利益を分けるシェアビジネス」と説明する。

 2016年に静岡市葵区両替町…

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