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 北九州市は19日、姉妹都市提携を結ぶ韓国・仁川(インチョン)広域市で10月に開催されるイベントへの招待が取りやめになった、と発表した。韓国とのほかの交流事業も中止になっており、日韓関係悪化の影響とみられる。

 市によると、「仁川市民の日」のイベントで、これまで北九州市幹部らが招待されているが、市側が確認したところ招待は取りやめると伝えられた。理由は「計画の見直し」という。

 また、南部の金海(キメ)市にある仁済(インジェ)大学の学生と北九州市側企業5社との交流事業が中止になった。8月23日に学生約10人が企業側と面談予定だったが、大学側から窓口の北九州市に中止の連絡があった。学生からキャンセルが出たという。内陸部の茂朱(ムジュ)郡で9月に開催される「ほたるシンポジウム」は民間の交流だが、日韓関係悪化を理由に北九州側の団体の招待が中止になった。

 北橋健治市長は「中止などが出始めたのは大変残念。本市としては窓口は開いておきたい」との談話を出した。(井石栄司)