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 大阪都構想の実現をめざす大阪維新の会。代表の松井一郎氏は今年4月、大阪府知事・大阪市長のダブル選に打って出て大勝。自身は知事から市長に転身した。対立していた公明が選挙結果を踏まえて都構想賛成に転じ、来年秋から冬に都構想の是非を問う住民投票が実施される見通しになった。僅差(きんさ)で否決された前回の雪辱を誓う松井氏は、何を思うのか。

 ――2度目となる住民投票が実施される見通しになりました

 2015年5月に初めて実施された住民投票で敗れた瞬間は、もうこれで潔く終了だ、と。大阪府知事だった僕も、当時大阪維新の会代表で大阪市長だった橋下徹さんも、そういう気持ちを持っていました。後は次の時代の人たちが大阪の成長のために大阪はどうあるべきか、いい形を作ってくれればいいなと思っていました。

 自民党など反対派が示した都構想への対案は、府と大阪市、堺市の首長と議員で協議する「大阪会議(大阪戦略調整会議)」でした。ただ、その大阪会議がポンコツ会議なのがすぐにはっきりします。僕と橋下さんが府市の統合案件や施策の問題点を積み上げてきたのに、何を話し合うかも含めて白紙で協議するんだと。それはちょっと違うでしょう、と。これは結局、「府市合わせ(不幸せ)」と揶揄(やゆ)される自治体対立の状況に戻ると思ったんです。

 なにより、住民投票の結果は賛否の差は約0・7ポイント程度でした。あきらめきれなかった。橋下さんと僕が取り払ってきた大阪府と大阪市の壁をまた元に戻す気か、と。知事と市長の考え方が違えば物を決められない。広域行政が実行できない。これが「大阪の衰退」と言われた問題の一番の根幹なんです。解決には、制度として広域を一元化するしかない。だからもう一度、住民投票をやりたいと、これまで2度あった知事・大阪市長のダブル選で訴えてきました。

 ――今年4月にあった2度目の…

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