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 タピオカ入り飲料の流行を受け、タピオカの輸入量が急増している。大阪税関の19日の発表によると、2019年1~6月の全国5地域(首都圏、近畿圏、中部圏、東北圏、九州圏)の輸入量は4471トンで、前年の1038トンの4・3倍に増えた。とくに近畿は、633トンと前年の30トンの約21倍の伸びで、全国トップだった。

 タピオカはキャッサバ芋から作ったでんぷんで、粒状にしたものをミルクティーなどに入れて飲むのが流行中。主な輸入元はタピオカ飲料が盛んな台湾だ。日本では過去に同様のブームが数度あったが、今回は数年前に東京など首都圏から火が付いた。

 大阪税関の担当者は近畿での輸入の急増について「首都圏からのブームが波及して、大阪・神戸にも扱う店舗が増え、神戸港や関西空港経由での輸入が大きく伸び始めた」と説明している。

 昨年から、大阪市内の中心部にタピオカを扱う飲食店ができたほか、コンビニやスーパーでの取り扱いも目立つようになった。さらに今年に入って大阪に本社を置く回転ずしチェーンがメニューに加えるなど本格的に増え始めた。これに伴って近畿での輸入が急増。今年1~4月の輸入量が昨年1年分を上回るほどになったという。(神山純一)