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 74年前、沖縄地上戦で戦没した兵士の遺留品などを返還する活動を続けている学生グループが今夏も道内の遺族を訪ね歩き、終戦直後、戦没者遺族が所属の大隊長とやりとりした手紙を届けた。今回は新たに、グループが今年3月、沖縄県糸満市で掘り起こした遺骨について、遺族が厚生労働省にDNA鑑定の申請をするのを支援する。

 学生グループ「みらいを紡ぐボランティア(みらボラ)」の高木乃梨子さん(22)=中央大=らは今月13日、石狩市の原田美鈴さん(65)宅を訪れた。美鈴さんは、1945年6月18日、沖縄県糸満市の壕(ごう)で戦死したとみられる阿子島基(もとい)さん(享年22)の弟の長女で、めいに当たる。

 基さんの母マサノさんの名で書かれた、基さんの戦死を伝える大隊長からの手紙への返信には「昨年11月には長男の戦死を、このたびは次男基の戦死を、三男が復員いたし、四男は千島にて生死不明です」と書かれ、「隊長さま、弟の分も、いや部下の分も再建日本のためにお励み見下さいませ。沖縄の弟が草葉の陰で、きっとあの大きな双眸(そうぼう)に万斛(ばんこく)の哀愁を含んで、その成功を祈っていることでしょう」と。この手紙、実は基さんの姉で長女のヨシさんがマサノさんの名で書いたものだった。

 基さんは安平町追分の阿子島家…

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