[PR]

 中東ホルムズ海峡などで船舶の安全を確保する米国主導の「有志連合」構想・海洋安全保障イニシアチブに、中東のバーレーンが参加することが明らかになった。19日、米中央軍が歓迎の声明を発表した。正式な参加表明は、英国に続いて2カ国目となる。

 海洋安全保障イニシアチブは、6月にホルムズ海峡付近で日本の海運会社が運航するタンカー2隻が攻撃された事件などを受け、米国が提唱した。参加国が協力して監視・偵察を強化し商業船舶への攻撃を防ぎ、米国が指揮統制を担うという構想で、米国が7月に開いた説明会には日本を含む60カ国以上が出席した。

 ただ、同イニシアチブについては、米国が対立を深めているイランへの包囲網構築の意味合いが強いとの受け止めが関係各国に広がり、ドイツはすでに参加を見送った。日本は慎重に検討を進めている。(ワシントン=園田耕司)