[PR]

(20日、高校野球)

 決勝に進む2校が決まった。大一番の前に今年は休養日がある。酷暑のなか戦う選手の疲労を考慮し、今大会から取り入れられた。第95回記念大会からは準決勝前も1日休養日がある。

 体を休ませるのと同時に、高揚する心を落ち着かせ、作戦を練る時間にもなる。逆に、勝ち上がった勢いのまま最後まで行きたい気持ちもあるだろう。この時間をどう捉え、何に充てるのか。日程が新しくなったことで、チームの調整の仕方が問われることになったのは興味深い。

 決勝前の休養日はもちろん過去にないが、天候不良で決勝が順延された大会は第32回(鳴門―松山東)、第48回(中京商―松山商)、第57回(新居浜商―習志野)、第83回(日大三―近江)の4度ある。第83回の時は「恵みの雨」「やりたかった」など選手の反応は様々だった。

 履正社の岡田監督は「特別なことはしない。選手の好きなようにさせようと思う」、星稜の林監督は「休養日は大きい。『楽しんでやろう』と選手たちには伝えたい」。22日の戦いに注目したい。(山田佳毅)