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 韓国政府関係者は20日、日本政府が韓国向けの輸出手続きを厳しくした半導体材料のうち、基板に塗る感光材の「レジスト」の輸出を再び許可したと明らかにした。日本政府は今月上旬、手続きを厳格にした後初めてレジストの対韓輸出を許可しており、2例目とみられる。

 韓国の業界関係者によると、輸出が認められたのはサムスン電子の注文分。日本国内のメーカーが申請したとみられる。日本の経済産業省は「個別の事案についてはお答えしない」と事実関係を明らかにしておらず、許可した分量なども分かっていない。

 一方、韓国の康京和(カンギョンファ)外相は20日、日中韓外相会談が開かれる中国・北京に出発する際、記者団に「(河野太郎外相に)輸出規制問題などでの我々の立場を積極的に述べる準備をしている」と述べた。引き続き規制の全面撤回を求めていく考えとみられる。(ソウル=武田肇)