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 サッカーJ1・サガン鳥栖に所属する、元スペイン代表のFWフェルナンドトーレス選手(35)が20日、佐賀県庁を訪れた。スペインを含むメディア約15社が詰めかけるなか、子どもたちへのメッセージや引退試合への意気込みを語った。

 この日は、アスリートの育成などを目指す県のスポーツ推進事業「SAGAスポーツピラミッド(SSP)構想」のアンバサダー就任式で訪問。今後、事業への助言や協力をするといい、山口祥義知事から委嘱状を受け「佐賀の子どもたちがスポーツを通じて色んなことができるよう、全力で応援したい」と語ると、「ありがとうございます」と日本語であいさつした。

 フェルナンドトーレス選手は欧州で活躍した世界的ストライカーで、2018年7月に鳥栖に加入。23日にホームの駅前不動産スタジアム(鳥栖市)であるヴィッセル神戸戦を最後に引退する。

 就任式後は報道陣の取材に応じた。次世代を担う子どもたちへ伝えたいことを問われると「日本の子どもたちには『失敗するのが怖い』と思う文化がある。失敗しても、努力すればいつか成功できるという精神を教えたい」と語った。

 引退試合については「キャリアの終わりを佐賀で迎えられることはうれしい。ファンの皆さんの前で、最後にゴールを決めることができたらうれしい」と話した。(福井万穂)