大学の課長が楽しむ夜のお仕事 色んな世界、広がる視野

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京谷奈帆子
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 平日の日中はジャケットを着た大学事務職の課長、夜は体のラインが出るウェア姿でベリーダンス教室の講師――。佐々木ルリ子さん(58)=埼玉県川越市=の仕事は昼と夜で、がらりと変わる。

 本業は立教大学教務部の職員だ。同大卒業後、母校の職員となり、24歳で結婚。20代で2児の母となり、職場に復帰した。当時、子育てしながら働く女性は少なかったものの、義父母のサポートを受けて仕事を続けてきた。

 職場では、学生を支援する部署や総長秘書、教育内容の企画立案などを歴任。就職から20年余りが過ぎた頃、学生時代のチアリーダー仲間に誘われたのをきっかけに、ベリーダンス教室に参加した。

 久しぶりに全身で汗をかき、予想していた以上に気分は爽快。アラブ音楽の音色にも魅せられ、教室に通うことを決めた。ただ、義母に「衣装がいやらしい」と言われたため、週1回のレッスンは家族に内緒で受けることに。

 習い始めて3年ほど過ぎた頃…

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