拡大する写真・図版 支援者の演説を聴き、涙をぬぐうグウェン・カーさん=2019年8月19日、米ニューヨーク、藤原学思撮影

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 米ニューヨークで2014年7月、白人警察官(34)に取り押さえられた黒人男性のエリック・ガーナーさん(当時43)が死亡したものの、警官が不起訴になり、大規模な抗議デモが起きた問題で、ニューヨーク市警は発生から5年を経て、この警官を解雇した。黒人差別の一環だとして全米に議論を呼んだ事件の節目となったが、遺族はやりきれなさを抱えている。

 警官は市南部スタテン島の路上で、たばこを無許可で販売した疑いでガーナーさんを逮捕しようとした際、首を背後から絞めたとされる。ガーナーさんは病院に運ばれたが死亡した。警官は不起訴になった。

 市警の内部審判官は8月2日、警官の行為が内規で禁じられている「気道を押さえる絞め技」に当たるとして、解雇処分を勧告。市警のオニール本部長が「状況を総合的に勘案し、事実に基づき調査した」結果として、19日に解雇の最終判断を下した。

 母親のグウェン・カーさん(69)は市警本部前で会見を開き、警官の名を呼びながら「あなたは職を失ったかもしれない。けれど、私は息子を失ったのだ」と強い口調で訴えた。

 息子の死から5年余り経ったこ…

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